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大腸CT検査について

内視鏡を使わない大腸CT検査を受けてみませんか?
日本人の大腸ガンは増加中
日本において、大腸がん(結腸がん、直腸がん)は、
女性の部位別がん死亡率第1位、男性では第3位となっています。
しかし、大腸がんは早期に発見・治療されれば、他のがんに比べて、治りやすい特徴があります。 
2012年の死亡率が多い部位は順に
 1位2位3位4位5位 
男性 大腸 肝臓 膵臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、
結腸4位、直腸8位
女性 大腸 膵臓 乳房 大腸を結腸と直腸に分けた場合、
結腸3位、直腸9位
男女計 大腸 肝臓 膵臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、
結腸3位、直腸7位
元データ:国立がん研究センター人口動態統計によるがん死亡データ
大腸CT検査とは
当院に導入された最新型の東芝製80列CTスキャナーは、大腸を、短時間に高精度に検査する事が可能です。
「大腸を検査する」と聞くと、多くの方が「肛門から内視鏡を入れるんだ」と想像されるでしょう。
しかし、大腸CT検査は、内視鏡を使わずに、大腸内部を隅々まで観察する事ができる画期的な検査方法です。
大腸CT検査とは
大腸CT検査の長所と短所
長所
  • 検査時間が短く、苦痛が少ない。
  • 内視鏡が苦手とする「大腸のひだの裏」なども、容易に観察できる。
  • 大腸内視鏡の挿入が困難な方でも実施可能。
  • 大腸の外側や他の腹部臓器の情報も一緒に得られる。
  • 大腸の形や他臓器との位置関係が把握できる。
短所
  • 組織の採取やポリープ切除はできないため、病変が指摘された場合は、改めて大腸内視鏡の必要がある。
  • 通常のCT撮影より少ないが、CT撮影に伴う被ばくがある。
  • 病変の色や硬さの情報が得られないため平坦な病変は検出しにくい。
検査の流れ
1.検査前(1週間程度)1.検査前(1週間程度)
内科医の診察の上、既往歴等の確認と検査の流れをご説明させていただきます。
2.検査3日前?前日2.検査3日前?前日
前日は専用の検査食を召し上がっていただきます。検査食はレトルトパックになっており、電子レンジがあれば調理できるものを採用しています。その他に、造影剤と下剤をお飲みいただきます。
3.検査当日3.検査当日
問診後、検査室に移動します。大腸を拡張させるため肛門から細いチューブを入れ「炭酸ガス」を注入します。「炭酸ガス」は腸で空気より早く吸収されるため、検査後はお腹が張ったり、痛みなどはほとんどありません。検査終了まで飲んだり食べたりはできません。
4.CT撮影(15分)4.CT撮影(15分)
最新型のCT装置で撮影を行います。撮影は、仰向けとうつ伏せの2回、1回の撮影時間は10秒程度です。
5.CT撮影5.CT撮影
検査後は食事等の制限はありません。
約2週間後に結果説明をさせていただきます。
料金について
47,300円(税込)検査食込み
※人間ドックコースと同時申し込みの場合は5,500円の割引あり
当院で大腸CT検査をおすすめする方
  • 過去に大腸内視鏡検査で苦しい経験をした方
  • 検診として大腸スクリーニング検査を受けたい方
  • 検査の為に時間を取りづらい方

※下記の方は当院では検査ができません

  • 造影剤に過敏症の既往がある方
  • 腸の閉塞又は疑いのある方
  • 嚥下困難な方
  • 腸炎・結腸炎のある方
  • 脱水・電解質代謝異常のある方
  • 腎機能障害のある方
  • 透析中の方
  • 妊娠中又は妊娠の可能性がある方
  • 授乳中の方
ご不明な点は、当院スタッフまで
お気軽にお問い合わせください。
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